【インプレ】Specialized サドル 4種類

サドルのはなし。

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今まで長いことRomin Evoを使っていたが、また思うことがあって、今流行の?ショートノーズサドルを試してみた。結果、脚の回しやすさに明らかな差を感じてPower Arcに変更することで最終合意に至った。これでSpecializedのサドルは4種類使ったことになる。Toupe、Romin Evo、Power、Power Arcを使ったので、ついでに特徴を紹介したい。スペシャライズドのサドルラインナップは分類が分かりやすくて良い。

座面がフラット: Toupe、Power
座面がラウンド: Romin Evo、Power Arc
フラット系とラウンド系で分かれて、さらにそれぞれでノーズ長が従来のものと、ショートノーズに分かれる。

基本的には骨盤を立てて乗る人はフラット系のサドルが合うし、骨盤を倒す人はラウンド系のサドルが合うと言われている。かと言って、フラットなサドルで骨盤を倒せないことはないし、ラウンド系のサドルで骨盤を立たせられないこともない。

で、ショートノーズかロングノーズかについては、基本的にショートノーズをおすすめしたい。ショートノーズの方がペダリングがスムーズにできる。初めて使うまで半信半疑だったが、ノーズが3cm短いだけで脚の動きにここまで差が出るのかと驚いた。全長が短い分、サドルを取り付ける前後位置の調整はある程度時間をかける必要があったが、決まってしまえば明らかにショートノーズの方が良い。

Romin Evoを使っていた私は難なくPower Arcへ移行できた。ライド中に座る位置を大きく変えるような人にとってはもしかしたらRomin Evoの方が良いのかもしれないが、私はPower Arcの、骨盤がスッと収まってくれる感覚が好みであった。

フラット系が好みでToupeを使っているのであれば違和感なくPowerへ移行できてショートノーズサドルの恩恵を受けられると思う。

私は昔は骨盤を立てて乗る方で、フラットなサドルが好みでセライタリアのキットカルボニオやToupeを使っていたが、乗り方が少しずつ変わってきてRomin Evo、Power Arcへと移行してきた。サドルとの相性は乗り方によって変わるので人それぞれなのはもちろんだが、同じ人でもトレーニング経過次第で変わることもあるので時折見直すといいのかも。合わないものは乗った瞬間に分かるし、微妙に違和感があるものの乗れてしまうようなものもある。私はPowerは乗った瞬間に合わないと思った。いくつか試していると、見た目である程度合う合わないが判断つくようにもなるが、そこで選択肢を狭めない方が良いようにも思う。