Roval CLX50 ホイール ハブのメンテ

Rovalに使われているハブはDT Swiss社のものだが、構造がシンプル、工具不要で分解可と、合理的な設計がなされており、同じ設計者として共感できる大好きなプロダクトの1つ。

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先日どしゃ降りの雨の中を走って泥だらけになったので、中を覗いてみる。フリーハブは、単純に手で引っ張れば抜けるステキ設計。スプロケを付けた状態で裏側に指を引っ掛けて、押し出すように力を入れると外しやすい。

中はほとんど汚れていなかったが、メーカーによると2000 km毎のメンテが推奨されている。これはMavicと同じ設計思想で、薄く塗ったグリス(Mavicはオイル)で回転性能を確保しつつ、こまめなメンテナンスで耐久性を担保しましょうという考えなのだと思う。だからハブの分解もしやすくなっている。

部品点数はラチェットギヤ2枚とスプリング2個のみ。ウエスで清掃をして、グリスアップして組み付け。組み付けも、もちろん工具不要。ハブボディをカパっとはめるだけ。ちなみにDT Swissの純正グリスを使用している。